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カールグスタフ (無反動砲) : ミニ英和和英辞書
カールグスタフ (無反動砲)[かー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [む]
 【名詞】 1. nothing 2. naught 3. nought 4. nil 5. zero
無反動砲 : [むはんどうほう]
 (n) recoilless rifle
: [はん, たん]
  1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
: [ほう]
  1. (n,n-suf) gun 2. cannon 

カールグスタフ (無反動砲) : ウィキペディア日本語版
カールグスタフ (無反動砲)[かー]

カールグスタフは、スウェーデンのFFV社で開発された無反動砲である。口径は84mm。名称のカールグスタフは、生産に関わったCarl Gustav Stads Gevärsfaktori社の名前に由来する。
現在はサーブ社が旧ボフォース社を買収して生まれた『サーブ・ボフォース・ダイナミクス社』が製造・販売している。
日本陸上自衛隊ではカールグスタフM2を84mm無反動砲(84RR)として、カールグスタフM3を84mm無反動砲(B)として採用している。
== 設計 ==

個人運用可能な携行無反動砲であり、本体は砲身、グリップ、照準器、チークピース、肩当、脚、撃発装置、閉鎖機を兼ねた砲身後部ノズルからなる。前方の砲口部にラッパ状の縁があるが、これは砲身の破損変形を防ぐための部品で、射撃時には外される。
砲身は特殊鋼製で、24条右回りのライフリングが刻まれている。
発射方式はクルップ式であり、対戦車榴弾のHEAT 751(タンデム弾頭)、HEAT 551、多目的榴弾のHEDP 502、榴弾のHE 441B、照明弾のILLUM 545、発煙弾のSMOKE 469B、周辺防御用弾頭のADM 401といった多様な砲弾が用意されている。対戦車榴弾にのみ、弾頭を加速させるため砲弾にロケットモーターと安定フィンが付属する。雷管薬莢の側面に配置され、装填の際に撃発装置との位置決めを行う必要があるため、薬莢底部のリム(起縁)には砲身側の突起と噛み合わせるための切欠きが設けられている。
無反動砲という特性上、発射時には強力な後方爆風が発生するため、射手の後方に爆風を遮るものがないよう、発射する場所や環境には制限がある。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カールグスタフ (無反動砲)」の詳細全文を読む




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